『MSI』から超ハイスペックゲーミングノートPC「GE66 Raider」が発売されます。
「eスポーツ主義」を打ち出すMSIの化け物ノートパソコンとして注目している人も多いはず。
そこで「GE66 Raider」の特徴とスペックを大解剖!
品番GE66-10SFS-276JPとGE66-10SF-278JPの違いを紹介します。
GE66 Raiderスペック比較
GE66-10SFS-276JP | GE66-10SF-278JP | |
OS | Windows 10 Pro 64bit | |
CPU | インテル Core i9-10980HK (2.4GHz / Turbo 5.3GHz / 8コア16スレッド) |
インテル Core i7-10875H (2.3GHz / Turbo 5.1GHz / 8コア16スレッド) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB GDDR6 | NVIDI GeForce RTX 2070 8GB GDDR6 |
チップセット | インテル HM470 | |
メモリ | 16GB(8GB ×2)DDR4 | |
SSD | 1TB(M.2 NVMe) | |
有線LAN | Killer Ethernet E3100 (10/100/1000Mbps/2.5Gbps) |
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無線LAN | Killer Wi-Fi 6 AX1650i (2×2、11ax、Bluetooth 5.1) |
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WEBカメラ | 207万画素 | |
インターフェース | USB3.2 Gen2×2 Type-C ×1 USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)×1 USB3.2 Gen2 Type-A ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 Mini DisplayPort ×1 HDMI ×1 ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力 コンボジャック ×1 |
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バッテリー | リチウムイオン、99.9Whr、4セル、6,250mAh | |
本体サイズ(W×D×H/MM) | 358×267×23.4mm | |
重量 | 2.38Kg |
「GE66 Raider」には2つの構成が用意されています。
- GE66-10SFS-276JP:Core i9-10980HK&GeForce RTX 2070 SUPER
- GE66-10SF-278JP:Core i7-10875H&GeForce RTX 2070
CPUとGPU以外は重量や大きさまで同じです。
Core i9-10980HKとCore i7-10875Hはどれぐらい違う?
CPU | Passmarkのベンチマークスコア | 搭載しているPC |
Intel Core i9-10980HK |
17284
|
MSI GE66-10SFS-276JP |
Intel Core i7-10875H |
15659
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MSI GE66-10SF-278JP、Dell XPS 15(上位) |
Intel Core i9-9980HK |
15657
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ZenBook Pro Duo UX581GV(上位)、ROG Mothership (GZ700) |
Intel Core i7-9750H |
11493
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HP Pavilion Gaming 15(上位)、LIFEBOOK AHシリーズ |
2つのCPUを比較した時にベンチマークスコアでは1625の差があります。
ちなみに旧機種が搭載していたCore i7-9750Hからは最大15%の性能が向上したと言われています。
クロックにそれほど違いがなく、Core i7-10875Hも優秀なCPUであると言えるでしょう。
GeForce RTX 2070 SUPERとGeForce RTX 2070はどのくらい違う?
3DMARK TIME SPYベンチマークテストではGTX1070を100%とした場合、52%も高いスコアが出ています。
上の写真を見るとGeForce RTX 2070 SUPERとGeForce RTX 2070は11%差だということが分かります。
GE66 Raiderの特徴
リフレッシュレート最高峰の240Hz
リフレッシュレートは画面の更新頻度を表しています。
240Hzの場合1秒間に240回画面が更新できます。特に反応速度がゲームに大きく関わるFPSなどはリフレッシュレートが低いと不利になります。
240Hzは液晶モニターとして最高峰の性能です(一般的には60Hz)。ASUSのゲーミングモニターの280Hzが現状最高のリフレッシュレートです。
SteelSeriesゲーミングキーボード採用でハードなゲーミングに対応
SteelSeriesゲーミングキーボードは高い堅牢性と耐久性を誇っています。
またバックライトを専用のソフトウェアで思うがままにカスタマイズできます。
限界ギリギリのバッテリー
バッテリーは99.9Whrの大容量バッテリーを採用。飛行機の機内へ制限なしで持ち込める限界ギリギリのバッテリー容量です。
高い通信性能
無線LANは当然Wi-Fi6に対応しています。
ゲーミングノートで見落としがちな有線LANポートはKiller Ethernet E3100採用で最大2.5Gbpsの通信に対応。
チーミング機能「KILLER DOUBLESHOT PRO」 にも対応しています。
有線LANと無線LANを同時にネットワークへ接続し負荷を分散する機能。安定した通信を実現する。
GE66 Raiderがおすすめなのはどんな人?
【MSI】GE66 Raiderがオススメなのはこんな人
機内持ち込み最大級のバッテリー搭載で持ち運びのことを考えられたゲーミングノートPCです。
旅行に行くときのお供としては充分なスペックです。
構成はGE66-10SFS-276JPとGE66-10SF-278JPが用意されていますが、ベンチマークスコアでは大きな差があるとは言い切れません。
下位構成のGE66-10SF-278JPでも充分なスペックと言えますが、そもそもGE66 Raiderは贅沢なハイスペックノートPCですのでわざわざ下の構成を選ぶような人は少ないのかなと思います。
コスパを考えるなら、同時期に発売された【MSI】Bravo 15/Bravo 17を検討すると良いでしょう。