2021年冬、期待のアニメ『バック・アロウ』。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた監督・谷口悟朗さんと『天元突破グレンラガン』の脚本家・中島かずきさんがタッグを組んだオリジナルアニメということで注目度はかなり高いです。
舞台は壁に囲まれた世界...リンガリンド
壁に包まれた世界観と言えば『進撃の巨人』が思い浮かびますが、このアニメも色々な謎や伏線が張り巡らされているはず!!
『バック・アロウ』の公開された情報をまとめ、考察しました。『バック・アロウ』の謎に満ちた世界観を解き明かしましょう!
about|『バック・アロウ』について
放送スケジュール | 毎週金曜日24:00 TOKYO MXほかにて |
制作会社 | スタジオヴォルン |
監督 | 谷口悟朗 |
公式サイト | ONAIR|オリジナルTVアニメーション「バック・アロウ」 公式サイト |
【スタッフ】
監督:谷口悟朗
シリーズ構成・全話脚本:中島かずき
キャラクター原案:大高 忍
キャラクターデザイン・総作画監督:菅野利之
音楽:田中公平
アニメーション制作:スタジオヴォルン
【キャスト】
バック・アロウ:梶 裕貴
アタリー・アリエル:洲崎 綾
エルシャ・リーン:小澤亜李
ビット・ナミタル:小野賢章
カイ・ロウダン:置鮎龍太郎
シュウ・ビ:杉田智和
レン・シン:潘めぐみ
What|『バック・アロウ』ってどんなストーリーなの?
リンガリンド。その地は、壁に囲まれた世界。
壁がその地を覆い、守り、育み、育てた。
壁は神――それがその大地、リンガリンドの根幹である。ある日、リンガリンド辺境の地「エッジャ村」に謎の男「バック・アロウ」が現れる。
アロウは記憶を失っているが、自分が「”壁の外”からやってきた」ことだけはわかると言う。記憶を取り戻すために壁の外を目指すアロウだったが
次第に、自身を巡る争いに巻き込まれていく――
一言でいうと:記憶喪失の謎の男は”壁の外”からやってきた
気になるポイント
- バック・アロウがいた”壁の外”には一体何があるのか?
- バック・アロウはなぜリンガリンドに来たのか?
OPはLiSA「dawn」、EDは斉藤朱夏「セカイノハテ」
オープニングテーマは『鬼滅の刃』の「紅蓮華」でブレイクを果たしたLiSAが起用されています。
エンディングは今注目の女性声優・斉藤朱夏さんが歌っています。
ノンクレジットのOP&EDが期間限定で公開されています。
Consideration|バック・アロウ考察
『バックアロウ』を徹底的に考察していきます。
【世界観】壁に包まれた世界リンガルド
🔖キーワード紹介
公式サイトでは、オリジナルTVアニメ「#バック・アロウ」の世界観を知ることができるキーワードを10個にしぼってご紹介しています。放送前にぜひチェックしてみてください💡https://t.co/J9cslZtdZX
▼PV一覧https://t.co/paXjpsDp5Y
▼放送・配信情報https://t.co/sxkAst3gYE pic.twitter.com/M7lOHsGBPr— TVアニメ『バック・アロウ』公式 (@backarrow_info) January 4, 2021
『バック・アロウ』の舞台は壁に包まれた大地「リンガルド」です。
囲んでいる壁はおよそ1万メートル級で”世界壁”と呼ばれています。(エベレストより高い)
その直径は、およそ3,000kmほど。東京からフィリピンのマニラまでが2995km、モンゴルのウランバートルまでが3014kmですので広大な土地ではあるものの地球で考えれば極一部というスケール感です。
リンガリンドに住んでいる者は「壁の中こそが世界であり、壁の外に世界は存在しない」と思っています。
【世界観】壁の中でしのぎを削る2つの国
”リンガリンド”の中ではレッカ凱帝国とリュート卿和国の2つの大国が争いをしています。
リンガリンドの西に位置する大国。武勇こそ人の誉れであると考えている。
ゼツ・ダイダン凱帝という絶対的存在のもとに統治されている。
リンガリンドの東に位置する大国。知性こそ人の誇りであると考えている。
フィーネ・フォルテ皇女卿を中心に、政務や軍事を専門の「卿」が行い国を統治している。
ラクホウとは一体何なのか?ラクホウはどこから来るのか?
月に一度、空から落ちてくる大きなカプセル。中には「バインドワッパー」など、リンガリンドの技術水準を超えた貴重なアイテムが詰まっている。
ラクホウを多く発見することは、それだけ国の技術力・戦闘力を高めることに繋がるため、リュート卿和国とレッカ凱帝国はラクホウを奪い合っている。
ラクホウは壁からの贈り物と考えられていますが、”壁の外”から何者かが飛ばしていると考えてほぼ間違いないでしょう。
ラクホウの中には「バインドワッパー」などの武器が入っており、2つの国を戦わせたい誰かがいると推測されます。
ラクホウは"リンガリンド"に住む人を内側で戦わせて”壁の外側の世界”に目を向けさせないようにするためのものではないでしょうか。
1話で伏線?ソーラ・アシンの気になる発言
1話でラクホウの中身が何だろうとエッジャ村の住民たちが語り合うシーンで医者のソーラ・アシンが「昔一度だけ見たことがあってね。その時と同じ形だから....」と発言していたのでもしかして前にもソーラは”外の人間”と会ったことがあるのかと思いましたが...
その前に登場した大量の「バインドワッパー」が入ったラクホウも同じ形だったので、単にラクホウを一度見たことがあるというだけのようです。
バインドワッパーとブライハイトってなんなの?
◆ブライハイトとは?◆
「バインドワッパー」という腕輪を装着することによって、その人が持つ「信念」が具現化=機装顕現(きそうけんげん)したもの。
公式サイトでは、4つの機装体(きそうたい)を公開しました。https://t.co/WkwRqPjR83#バック・アロウ pic.twitter.com/CNq86wUq8b— TVアニメ『バック・アロウ』公式 (@backarrow_info) November 5, 2020
バインドワッパーによって機装顕現した機装体。
〝信念〟によって、その形は様々である。
バインドワッパーはブライハイトを出現させるためのアイテムのようなものです。
ブライハイトの戦いに負ければ”命を失う”とされています。
実際に命を失うかは不明で、1話でかなり強調されていたポイントなのでなにかの伏線でもおかしくないです。
負けた後は消失するような演出になっており、「実は”壁の外の世界”に転送されていた」とかあるかも。
主人公・バックアロウとの戦いでは相手は死なない
1話でバック・アロウとブライハイトで戦った男は負けても消滅せずに元の人間に戻りました。
また”信念”を具現化した存在のブライハイトですが、バック・アロウの信念はなし。(というより不明)
バック・アロウはかなり特殊な存在のようです。
バック・アロウは破滅の使者?
2話ラストでレッカ凱帝国のシュウ・ビが”ラクホウについての最大の禁書”を読み上げるシーンがありました。
読み上げた内容は以下の通り(聞き間違えもあるかもしれません)
外より来たりし者、境界の果ての地に眠る。
円環に守られた大地を境に人々は再び命を繋ぐ。
しかし、新たなもの来りて己を悟る時この世界を滅ぼす。
境界の果ての地はエッジャ村のこと。
円環に守られた大地は壁に囲まれたリンガリンドのことでしょう。
「世界を滅ぼす」ということはバック・アロウは破滅をもたらすのでしょうか?
おそらく「世界を滅ぼす」とは「壁に囲まれたリンガリンド世界を壊す」ということ。バック・アロウが壁の外には何もないという規定概念を覆してくれることの暗喩だと思われます。
船が登場?
3話のタイトルは「巨大な城艦は希望になるか」。
エッジャ村の地形が崩れているシーンがあったのでそこから大きな箱舟が姿を現すのではないでしょうか。
壁を登るのは無理そうですけど飛行機なら壁を越えられるはず。

Evaluation|バック・アロウの評価&感想
93点
素晴らしい1話!!!
これから始まる物語と謎にワクワクしっぱなしの30分でした。
もちろん世界観の謎や伏線などの考察要素も魅力の一つですが、キャラやストーリーもめちゃくちゃイイ。
設定頼みではなく、しっかりと極上のエンターテインメントに仕上がっているのはさすがだなと。
完璧な1話だったといっても過言じゃないでしょ。
「今期一番おもしろいのはこのアニメになるのでは」という気がしてなりません。
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