遂にマイクロソフトから発表されたSurface Go2。
新旧比較しどこがどう進化したかまとめました。
わたし自身サーフェス信者でSurface Proを愛用していますが、忖度なしで新型デバイスSurface Go2を評価していきます。
価格やスペックを見ていきましょう!
ココが変わった!Surface Go2
- 気づかないレベルの細ベゼル化&画面大型化
- CPUにIntel Core m3 プロセッサモデルが登場で64%性能が向上
- その他、地味なブラッシュアップ
- 価格は上昇
細かくどこが変わったか確認していきましょう。
SPEC|Surface Go2のスペック
Surface Go2 | Surface Go | |
画面サイズ | 10.5インチ | 10インチ |
CPU | Intel® Pentium® Gold Processor 4425Y 第 8 世代 Intel® Core m3 プロセッサ |
Intel® Pentium® Gold プロセッサー 4415Y |
メモリ | 4GB または 8GB | |
重さ | 544 g~ | 522 g~ |
グラフィックス | Intel® UHD Graphics 615 | Intel® HD グラフィックス 615 |
WiFi | 802.11a/b/g/n/ac/ax 互換 | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 互換 |
Bluetooth | 5.0 | 4.1 |
外部端子 | 1× USB-C 3.5 mm ヘッドフォン ジャック 1× Surface Connect 接続ポート Surface タイプ カバー ポート MicroSDXC カードリーダー |
|
最低構成価格 | 65,780円 | 59,180円 |
CPUはIntel Core m3 モデル登場で64%性能向上
今回の進化で最も注目すべきはCPUにIntel Core m3を搭載するモデルが用意されたことです。
それにより従来のSurface Goと比べて64%性能が向上しました。
と言ってもよくわからないですよね?
IntelのCPUにはいろんな種類があります。
- Core i9(鬼スペック)
- Core i7( 高性能 )
- Core i5( 充分な性能 )
- Core m3(省電力化し発熱を抑えた)
- Pentium(低機能&低価格が売り )
- Celeron ( かなり機能を抑えた廉価版 )
*下に行けば行くほど低スペックなCPUです。ちなみに紹介したものがすべてではありません。実際はもっと種類がありますが今回は割愛します
旧モデルはPentiumしか選択肢がありませんでしたが、サーフェスGO2はPentiumとCore m3どちらかを選ぶことができます。
つまり旧モデルと比べるとそもそもCPUの格が違います。
インテルCPUの最新は10世代なのに搭載はなぜ第8世代なの?
マニアックな内容ですが、インテルのCPUは現在10世代目。Surface Go2に搭載されるのは第 8 世代のIntel Core m3 プロセッサです(2018年発売)。
最新のCPUが載ってない!なぜ古いCPUを載せるの?と思う人もいるかもしれません。
ですがCore m3の9世代、10世代は発売されていません。Core m3 プロセッサの中では8世代目が一番最新のものです。
Surface Go2の画面は10.5インチに大型化
Surface Goが10インチだったので0.5インチ分サイズアップしました。
WiFi&Bluetoothは地味な進化
Wi-Fi規格はIEEE 802.11axに対応しました。Wi-Fi 6と呼ばれているものでこれまでの規格より速い&同時接続に強いです。
Wi-Fi 6規格で高速通信するにはルーター側も対応している必要があります。
Bluetoothが4.1から5.0になったのも地味ですが嬉しい進化です。
PRICE|Surface Go2の価格
CPU | Pentium(WiFiモデル) | Core m3(LTE対応) | |
メモリ | 4GB | 8GB | |
ストレージ | eMMC 64GB | SSD 128GB | |
価格 | 65,780円 | 85,580円 | 107,580円 |
価格はお世辞にも安いと言えない価格です。
本国では399ドル~で購入可能ですが日本では59,800円(税抜き価格)...
officeの抱き合わせで日本だとかなり割高に価格が設定されています。いつものことですが(笑)
旧モデルのSurface Goは59,180円~でした。Surface Go2は65,780円~なので確実に値上がりしています。
総評|Surface Go2は大した進化なし
デザイン面、性能面どちらも小幅な改良にとどまりました。
他の端末と比べてベゼルが太すぎるのがやはり気になります。
Surfaceシリーズは2in1という新しいデバイスの形を提案した刺激的なものでしたが、このデザインでは先進性が感じられません。
かといって性能面も特筆すべき点はありません。
今回用意されたCore m3モデルもメモリが8GBを積んでいますが、処理性能としてはブラウジングや文章作成程度なら問題ないというレベルです。
動画編集などはもちろんできませんが、お絵かきソフトのCLIP STUDIOが快適に動くかは微妙なところ。
用途としてはタブレットとしてという感じでしょうか....
ですが価格は強気の設定です。
タイプカバーを買うことを考えると...
Core m3モデルを検討するならSurface Proも一度選択肢の中にいれたほうが良いです。
*Surface Pro7を安く買う方法についてはこちらで解説しています
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【2021年2月】Surface Pro7のセールとタイプカバーキャンペーンの傾向と対策
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結論|マイクロソフトはまだタブレットに本気じゃない
個人的な意見としてはあまり魅力的な端末ではないというのが正直なところ...
まだまだMicrosoft本気になってないなぁと。次こそはiPadと殴り合えるような製品頼みます!
そもそもSurface Go2はニッチなターゲットに向けた製品です。
必ず刺さる人がいて、そういう人に向けて作っているので他人の評価なんて気にする必要なし。
Surface Go2をカッコいいと思ったら買うしかないよなぁぁ
【公式マイクロソフトストア】