禿げの諸先輩方が口々におっしゃられてる「スイッチが入ったら一気に来るぞ」という呪いの言葉。
実際ハゲにスイッチなんかあるのか?
それを見分ける方法はないのか?
そして最重要の
ハゲスイッチが入ったらどう対処すればいいのか?
これらの疑問に答えまとめました。
ハゲスイッチは存在する
ハゲスイッチなんてものは迷信なんじゃないかと思っていましたが、やはりハゲスイッチは存在します。
実際身の回りの人たちを思い浮かべてください。3年前はふさふさだったのに...なんて人多くないですか?
ではハゲスイッチとは一体何を指すのか?
それはまさしくAGAです。
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味。
最近CMでよく聞く奴ですね。
詳しい説明はおそらくもう知っている人も多いと思うので省きますが、AGAは進行性です。
上記グラフを見ると5年後には毛髪の約30%が減少しています(1インチにあった903本の毛髪が250本以上減る)。
3年目くらいから加速度的に毛髪が減っているのがわかりますね。AGA怖い...
AGAのスイッチこそが今まで言われてきたハゲスイッチの正体です。
ハゲスイッチは実在する
ハゲスイッチが発動するのはズバリ何歳?
当然、AGAの発現タイミングは人によって違います。
親和クリニック総院長・音田正光氏のFNNでのインタビューによれば
日本人男性のAGAの発症頻度は全年齢平均で約30%、20代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降で40数%と、年齢とともに割合が増えていく
出典:https://www.fnn.jp/posts/00045333HDK/201703280000_FNNjpeditorsroom_HDK
30代でも5人に1人がAGAであり、50歳を超えると半数近くの人がAGA。
わたしは20代なので低確率のクジを引いたなぁと...悔しい思いでいっぱいです。
この分布を見るに、20代、30代でもAGAになる人(ハゲ始める人)は一定数いることがわかります。また40代になると3人に1人がAGA。40歳までふさふさでも急に薄毛が進行し始めるパターンがあるので油断できません。
ハゲスイッチがいつ発動するかはわからないが、20代30代でスイッチONになっても不思議じゃない
ハゲスイッチがONになってるか不安。どう見分ければいい?
- 最近シャンプーしてる時の抜け毛が多い気がする
- 朝起きたら枕に大量の抜け毛が...
- おでこに指5本入るようになった
日常で自分の薄毛を感じるシグナルはいくつかあります。ですが、どれもAGAを示す証拠にはなりません。
抜け毛は1日に50〜100本あると言われており、髪が抜けること自体は自然なことです。
またおでこに手を当てて指の数を数える方法ですが、おでこの広さとAGAはまた別。生え際が後退しているかどうかが重要なので参考になりません。
「お風呂場の排水溝の抜け毛を見て、薄毛が心配になったといって、AGAクリニックに来院する人も増えていますが、必ずしも排水溝の抜け毛が多い=薄毛のサイン、ということではありません。正常な毛髪サイクルであれば、1日に50〜100本の抜け毛があるのは当たり前のこと。しかし、このとき自分の抜けた髪の毛が細く、弱々しいものになっていたら、要注意です」
音田先生インタビューより
AGAとはヘアサイクルが乱れ、本来なら2~6年かけて成長し抜ける毛髪が数カ月~1年で抜けちゃう状態のことです。
2~6年かけて太く強く成長するはずの毛髪が数カ月で抜ける。←つまり髪が成長しきれないまま抜け落ちます。
ですのでAGAによって抜けた毛は細く弱弱しいです。
AGAか確かめる方法は風呂場の排水溝の髪の毛の本数や枕についた髪の毛の本数ではなく、そこにある抜け毛の細さを見るべきなのです。
AGAかどうかは抜け毛の本数ではなく抜け毛の太さを見るべし
ハゲスイッチがオンになったらどうすればいいの?対処法は?
AGAになってしまったら、AGA治療を受けるのが最善の策です。クリニックに行ってAGA治療薬を処方してもらいましょう。
市販の育毛剤やネットの怪しい育毛剤は効果ない?
ネットの怪しい育毛剤はともかくとして、市販のリアップなどのミノキシジルの外用薬の効果はあなどれません。
日本皮膚科学会が発表した男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版が推奨度A(最も高い推奨度)に分類しているのは3つ。
- フィナステリドの内服(AGA治療薬)
- デュタステリドの内服(AGA治療薬)
- ミノキシジルの外用
*フィナステリドとデュタステリドは男性のみ推奨度A
リアップ(大正製薬)やスカルプD・メディカルミノキ5(アンファー)、リグロEX5(ロート製薬)などの第1類医薬品であるミノキシジル外用薬は日本皮膚科学会が有用性を認めています。
推奨度A:行うよう強く勧める (少なくとも1つの有効性を示すレベルIもしくは良 質のレベル II のエビデンスがあること)
出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版より
ですが、残念ながらミノキシジルの外用薬にはAGAを防ぐ効果はありません。
AGAとはジヒドロテストステロンによってヘアサイクルが乱れ髪が成長する前に抜け落ちてしまうこと。
ミノキシジルは血流をよくし、髪を太くしますが、AGAの対策をしない限り髪は早く抜け落ちてしまいます。
ミノキシジルの外用薬はサッカーを上手くなるために走る練習をするようなものです。一時的な効果が見込めますが、根本的な解決にはならない。
AGA治療薬をクリニックや皮膚科で処方してもらうのがよいでしょう。
AGA対策のためにクリニックへ!まずはAGAか診断を
「最近髪が弱弱しくなってきたな」「生え際が気になるな」と感じたらクリニックへ気軽に相談しましょう。
本人の気にしすぎの場合も多いです。
実際、自分の薄毛に関しては冷静な判断ができないもの...そこであなたに必要なのは客観的な診断です。
まずはAGAなのかお医者さんに診断してもらいましょう!
AGAスキンクリニックさんは有名で以前から知っていて、興味本位で無料カウンセリングに行かせていただきました! カウンセリング・初診料が無料ということだったので、あまり期待はしていませんでしたが、とても丁寧に話を進めてくださり、好印象でした。 カウンセリングの結果、私はまだAGAではなかったのですが、今後薄毛や抜け毛が気になり始めたら絶対にこちらのクリニックに相談させたいただこうと思いました。
自分がAGAか知ることがハゲ対策の第一歩です。
またAGA治療は遅れると効果が得にくいといわれています。
参考:日本人の男性型脱毛症に対するフィナステリド長期投与の 801 例調査(学位論文・北里大学大学院医療系研究科医学専攻博士課程 吉竹俊裕)
5年後とんでもないことになる前に、今から対策を始めましょう!
AGAスキンクリニック東京秋葉原院レビュー
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