マイクロソフトは8月13日、アメリカ国内で「Surface Duo」の予約販売を開始しました。
発売日は9月10日。
2019年10月に発表された 「Surface Duo」ですが発売するまでに1年近くかかりました。
さらに大型の2画面端末「Surface Neo」は同時期発売の予定でしたが2021年販売にずれ込んだようです。
2画面スマホ「Surface Duo」は革命か？駄作か？
2020年になり各社折りたたみスマホを発表しています。
サムスンの「Galaxy Z Fold 2」やHuaweiの「Mate Xs」は画面が折りたためるので未来感を感じますが、Surface Duoは画面自体が繋がっておらず2つの画面があるというだけ。
2つの PixelSense Fusion Display を組み合わせることで8.1 インチの画面を実現しています。
価格は1399ドル（約15万円）！
折れ曲がる画面を搭載していないのでコストを抑えられているとしても安いですね。
2画面あってこの価格はかなり魅力的でしょう。
Surface Proの時と同じようにスマホの新しい形を提案する
Windowsのチーフプロダクトオフィサーのパノス パネイ氏は以下のように語っています。
When we launched Surface Pro, not everyone believed a tablet could truly replace their laptop, until it did. It takes patience and conviction to do something different.
Surface Pro を発表した時も、タブレットがノートパソコンの代わりになるとは誰も思っていませんでしたが、実際にはそうなりました。何か違うことをするには忍耐と信念が必要です。
Surface Proシリーズは2in1PCという新しいジャンルを開拓しましたが、「Surface Duo」も2画面スマホという新しいジャンルを世に提案するということでしょう。
マイクロソフトは「Surface Duo」がユーザーに受け入れられるようにハードウェア面だけでなくソフトウェア面もかなり磨きをかけたようです。
2画面スマホが技術的に可能であったとしても、2画面であることに対応したソフトがなければ意味がありません。
「Surface Duo」はテレワークなどのビデオ電話中に相手の顔を一画面、PowerPointを別の画面でみせプレゼンをしたりできるようです。
またAmazonのKindleを読むときは感覚的に本に近い形で読むことが可能のよう。（これは試してみたい。確かに見開きで本のようにして読めるのはおもしろそう）
他にもSurface Duoの画面をテントのように立ててハンズフリーでビデオをみることが可能など構造的なメリットもアピールしています。
マイクロソフトはスマートフォンの2画面の必然性に「Surface Duo」で挑戦します。
日本発売はある！？可能性は？
残念ながら現在日本発売のアナウンスはありません。
ですが、日本でのSurface事業は一定の成果を上げており指示している人も少なくありません。
日本発売の可能性は充分あると思います。日本でも遅れて登場という展開に期待しましょう。
対応バンドは？
FDD-LTE: 1,2,3,4,5,7,8,12,13,14,19,20,25,26,28,29,30,66
TD-LTE: 38,39,40,41,46
WCDMA: 1,2,5,8
GSM/GPRS: GSM-850, E-GSM-900, DCS-1800, PCS-1900
Location: GPS, Galileo, GLONASS, BeiDou, QZSS
| ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天 | Surface Duo | |
| Band1 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |
| Band3 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
| Band8 | ◎ | 〇 | |||
| Band11 | 〇 | 〇 | × | ||
| Band18 | ◎ | ◎ | × | ||
| Band19 | ◎ | 〇 | |||
| Band21 | 〇 | × | |||
| Band26 | ◎ | 〇 | |||
| Band28 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| Band41 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
| Band42 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ドコモは4/6、auは5/8、ソフトバンクは5/7、楽天は1/2という結果になりました。
日本のキャリアでも充分使えるでしょう。
＊こちらはアメリカで販売される端末の仕様であり、日本で発売される場合はより多くのバンドに対応する可能性があります
スペック
基本スペック
| OS | Android10 |
| CPU | Snapdragon 855 |
| メモリ | 6GB |
| ストレージ | 128GB/256GB |
| バッテリー | 3,577mAh |
| インターフェース | USB-C 3.1 |
| サイズ | 開いている時 145.2 mm (H) x 186.9 mm (W) x 4.8 mm (T)閉じている時 145.2 mm (H) x 93.3 mm (W) x 9.9 mm (T at hinge) |
| 重さ | 250g |
| 発売日 | 2020年9月10日 |
| メーカー | Microsoft |
ディスプレイ
| 画面サイズ | 8.1インチ |
| ディスプレイ詳細 | Dual PixelSense Fusion Displays 2700x1800 (アスペクト比3:2), 401 PPI |
| 有機EL | 〇（AMOLED） |
カメラ
| カメラ | メインカメラ： 11MP(F値2.0) |
| 4K動画撮影 | 〇 |
| 手振れ補正 |
通信
| 5G | - |
| Wi-Fi | 802.11ac (2.4/5GHz) |
| Bluetooth | 5.0 |
| デザリング |
機能
| 防水 / 防塵 | |
| おサイフケータイ | |
| NFC | |
| microSD | |
| イヤホンジャック | |
| 指紋認証 | 〇 |
| 顔認証 | |
| ハイレゾ | ー |
| ワイヤレス充電 | |
| デュアルSIM | eSIM×1 ＆ Nano SIM×1 |
| センサー | Dual Accelerometer Dual Gyroscope Dual Magnetometer Dual Ambient Light Sensor Proximity Sensor Hall Sensor Fingerprint Sensor |
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