西武が優勝し、ソフトバンクが日本一になった2019年のプロ野球。
やはりパリーグの強さが垣間見える一年となりましたね。
ソフトバンクにバレンティン加入やオリックスにアダム・ジョーンズ加入、そして楽天ロッテの積極補強などストーブリーグも大いに賑わせ大混戦が予想されるパリーグの予想をしていきたいと思います。
それでは各球団の順位予想と補強とドラフトを見ていきましょ〜
プロ野球2020優勝予想!戦国時代を制するのは!?
1位予想 ソフトバンク
【2020年スローガン】
2020年のスローガンは、「S15(サァイコー!)」
SはサァのS、StrongのS、SpeedのS・・・と、色々あります。みなさんの「S」はなんですか?
2020年、今年も元気に「S15」!#sbhawks pic.twitter.com/U36tpWCgRf— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) 2020年1月7日
チーム総得点582 (パ・リーグ4位) |
チーム総失点564 (パ・リーグ1位) |
チーム打率.251 (パ・リーグ2位タイ) |
チーム防御率3.63 (パ・リーグ1位) |
主力選手の成績
野手
- 柳田 悠岐
試38 打率.289 本7 点23 - デスパイネ
試130 打率.259 本36 点88 - グラシアル
試103 打率.319 本28 点68
先発
- 千賀 滉大
登26 防2.79 勝13 負8 - 高橋 礼
登23 防3.34 勝12 負6 - 大竹 耕太郎
登17 防3.82 勝5 負4
救援
- 森 唯斗
登54 防2.21 勝2 負3 S35 - モイネロ
登60 防1.52 勝3 負1 H34 - 甲斐野 央
登65 防4.14 勝2 負5 H26
なんと言っても一番の補強は柳田選手の復帰でしょう。
最強打線を形成しているように思うソフトバンクですが意外にも総得点が582点でパリーグ4位なんです。
その起爆剤になり得るのが柳田選手の復帰とバレンティンの加入だと思います。
足がある選手が多いだけに大砲が機能するようになると一気に得点力が増しそうです。
一方で失点564はパリーグ1位の防御率です。
特に中継ぎや抑えは盤石とも言える布陣です。
千賀投手、高橋礼投手に続く先発が待たれます。
ここは先発転向の意向を示した高橋純平投手に期待します。
昨年の安定感を見てしまうと3球団競合のドラフト1位がついに開花しそうです。
絶対的な戦力を誇るソフトバンクは優勝予想1位にするしかありませんね。
補強
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ドラフト
- 1位 佐藤直樹(外・JR西日本)
- 2位 海野隆司(捕・東海大)
- 3位 津森宥紀(投・東北福祉大)
- 4位 小林珠維(内・東海大付属札幌)
- 5位 柳町達(外・慶応大)
- 育成1位 石塚綜一郎(捕・黒沢尻工)
- 育成2位 大関友久(投・仙台大)
- 育成3位 伊藤大将(内・八戸学院光星)
- 育成4位 勝連大稀(内・興南)
- 育成5位 舟越秀虎(外・城北)
- 育成6位 荒木翔太(内・千原台)
- 育成7位 村上舜(投・山形中央)
2位予想 西武
これから会見に向かう #松坂大輔 投手!「行ってきます!」と本人曰く、久々のガッツポーズを照れながらもいただきました!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #おかえり松坂 pic.twitter.com/yCj4nxnlTq
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2019年12月11日
チーム総得点756 (パ・リーグ1位) |
チーム総失点695 (パ・リーグ6位) |
チーム打率.265 (パ・リーグ1位) |
チーム防御率4.35 (パ・リーグ6位) |
主力選手の成績
野手
- 山川 穂高
試143 打率.256 本43 点120 - 森 友哉
試135 打率.329 本23 点105 - 中村 剛也
試135 打率.286 本30 点123
先発
- 今井 達也
登23 防4.32 勝7 負9 - 髙橋 光成
登21 防4.51 勝10 負6 - 松本 航
登16 防4.54 勝7 負4
救援
- 増田 達至
登65 防1.81 勝4 負1 S30 - 平井 克典
登81 防3.50 勝5 負4 H36 - 小川 龍也
登55 防2.58 勝4 負1 H15
いや、ここは外せないでしょう。
打線は水物という言葉を忘れさせる攻撃力を誇り、総得点756は2位ロッテに100点以上の差をつけています。
球界屈指の好打者である秋山選手が抜けてもその破壊力が衰えることはなさそうです。
なんとそんな西部は総失点では695点とパリーグ最下位なんです。
特に先発陣が試合を作れないケースが多くあるのが問題です。
しかし辻監督は昨年のシーズンを育てるシーズンと考え、我慢して多くの若手投手を起用しています。
今井投手、高橋光成投手、松本投手、本田投手がこれにあたり今年の成長が期待されます。
さらにドラフトで即戦力候補となる投手を数多く指名しており、社会人経由の宮川哲投手や浜屋将太投手には期待がかかります。
ソフトバンクとの優勝争いは白熱しそうです。
補強
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ドラフト
- 1位 宮川哲(投・東芝)
- 2位 浜屋将太(投・三菱日立パワーシステムズ)
- 3位 松岡洸希(投・埼玉武蔵ヒートベアーズ)
- 4位 川野涼多(内・九州学院)
- 5位 柘植世那(捕・ホンダ鈴鹿)
- 6位 井上広輝(投・日大三)
- 7位 上間永遠(投・徳島インディゴソックス)
- 8位 岸潤一郎(外・徳島インディゴソックス)
- 育成1位 出井敏博(投・神奈川大)
3位予想 楽天
「皆さまに『鈴木を呼んでよかった』と言ってもらえるようなパフォーマンスを出したいと思っています。」
移籍は「挑戦」と語った鈴木大地選手。
最初は緊張の面持ちでしたが、だんだんと笑顔に😊
ようこそ、東北へ!会見全文はコチラ!
👉https://t.co/q5sNAu1IBy#RakutenEagles pic.twitter.com/8GGSKzxktN— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) 2019年11月27日
チーム総得点614 (パ・リーグ3位) |
チーム総失点578 (パ・リーグ2位) |
チーム打率.251 (パ・リーグ2位タイ) |
チーム防御率3.74 (パ・リーグ2位) |
主力選手の成績
野手
- 浅村 栄斗
試143 打率.263 本33 点92 - ブラッシュ
試128 打率.261 本33 点95 - 銀次
試141 打率.304 本5 点56
先発
- 岸 孝之
登15 防3.56 勝3 負5 - 則本 昂大
登12 防2.78 勝5 負5 - 美馬 学
登25 防4.01 勝8 負5
救援
- 松井 裕樹
登68 防1.94 勝2 負8 S38 - ブセニッツ
登54 防1.94 勝4 負3 H28 - 森原 康平
登64 防1.97 勝4 負2 H29
なんと言っても強みはパリーグ2位の総失点578を記録した投手陣でしょう。
中継ぎ、抑えの安定感はパリーグ随一です。
牧田投手も加わると考えると素晴らしい救援陣です。
今年は先発の岸投手と則本投手が怪我に苦しみ万全の状態ではありませんでした。
先発転向する松井選手など2人に続く投手の頭数は揃っているだけに安定した戦いができそうです。
打撃陣もチーム総得点614点で3位と奮闘しました。
浅村選手とブラッシュ選手のクリーンナップが強力なだけに、その前にいかにランナーを貯められるかが勝負となりそうです。
盗塁数が48とパリーグ最下位だっただけに、オコエ選手や田中選手が本格ブレイクすると得点力がアップしそうです。
補強
IN | OUT |
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ドラフト
- 1位 小深田大翔(内・大阪ガス)
- 2位 黒川史陽(内・智弁和歌山)
- 3位 津留崎大成(投・慶応大)
- 4位 武藤敦貴(投・都城東)
- 5位 福森耀真(投・九州産業大)
- 6位 瀧中瞭太(投・ホンダ鈴鹿)
- 7位 水上桂(捕・明石商)
- 育成1位 江川侑斗(捕・大分)
- 育成2位 小峯新陸(投・鹿児島城西)
- 育成3位 山崎真彰(内・ハワイ大)
- 育成4位 澤野聖悠(内・誉)
4位予想 日本ハム
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チーム総得点560 (パ・リーグ5位) |
チーム総失点586 (パ・リーグ3位) |
チーム打率.251 (パ・リーグ2位タイ) |
チーム防御率3.76 (パ・リーグ3位) |
主力選手の成績
野手
- 中田 翔
試124 打率.242 本24 点80 - 近藤 健介
試138 打率.302 本2 点59 - 西川 遥輝
試142 打率.288 本5 点41
先発
- 有原 航平
登24 防2.46 勝15 負8 - 上沢 直之
登11 防3.15 勝5 負3 - 金子 弌大
登26 防3.04 勝8 負7
救援
- 秋吉 亮
登53 防2.96 勝0 負5 S25 - 宮西 尚生
登55 防1.71 勝1 負2 H43 - 石川 直也
登60 防3.31 勝3 負2 H21
昨年7月末まで優勝争いを演じながら失速した日本ハム。
正直5位にいるようなチームではありません。
エースの上沢投手の離脱と安定感抜群のマルティネスをほぼ1年欠いた投手陣のやりくりが難しかったでしょう。
そんな中でも総失点を586のパリーグ3位に抑えたことは立派です。
一方でレアード選手が抜けた長距離砲の穴を埋められず560得点に留まった総得点は今季も心配がつきまといます。
鳴り物入りで巨人に加入したものの機能しなかったバヤヌエバ選手を加えたものの、活躍できるかは不透明です。
そしてDHに入ることが予想される清宮選手とワンボーロン選手が来季も苦しみそうな雰囲気が漂っていたので4位としました。
補強
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ドラフト
- 1位 河野竜生(投・JFE西日本)
- 2位 立野和明(投・東海理化)
- 3位 上野響平(内・京都国際)
- 4位 鈴木健矢(投・JXーENEOS)
- 5位 望月大希(投・創価大)
- 6位 梅林優貴(捕・広島文化学園大)
- 7位 片岡奨人(外・東日本国際大)
- 育成1位 宮田輝星(外・福岡大)
- 育成2位 樋口龍之介(内・新潟アルビレックス)
- 育成3位 長谷川凌汰(投・新潟アルビレックス)
5位予想 オリックス
2020イメージポスターできました♪#Bs2020 #BINNOVATION #超革新系 pic.twitter.com/z4gLUjicea
— オリックス・バファローズ (@Orix_Buffaloes) 2020年1月14日
チーム総得点544 (パ・リーグ6位) |
チーム総失点637 (パ・リーグ5位) |
チーム打率242 (パ・リーグ6位) |
チーム防御率4.05 (パ・リーグ5位) |
主力選手の成績
野手
- 吉田 正尚
試143 打率.322 本29 点85 - ロメロ
試81 打率.305 本18 点63 - 大城 滉二
試91 打率.262 本3 点28
先発
- 山本 由伸
登20 防1.95 勝8 負6 - 山岡 泰輔
登26 防3.71 勝13 負4 - 田嶋 大樹
登10 防3.44 勝3 負4
救援
- 増井 浩俊
登53 防4.83 勝1 負4 H14 S18 - ディクソン
登37 防3.03 勝2 負1 S18 - 近藤 大亮
登52 防3.44 勝4 負6 H22
失点637点とパリーグ5位の成績だったものの来季はかなり厚みのある先発投手陣で挑めそうです。
山本投手、山岡投手から始まり、田嶋投手、K-鈴木投手、榊原投手、張 奕投手です。
先発が踏ん張れば勝機は生まれてきそうです。
一方の打撃陣は総得点が544点とパリーグ最下位でした。
誰が見ても吉田正尚のみに頼っており、それ以外での得点バリエーションを増やす必要があるでしょう。
その役割の起爆剤になりそうなのが鳴り物入りで加入したアダム・ジョーンズでしょう。
個人的には年齢もいっているのでそこまでの大爆発は期待できないとみてオリックスを5位と予想します。
補強
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ドラフト
- 1位 宮城大弥(投・興南)
- 2位 紅林弘太郎(内・駿河総合)
- 3位 村西良太(投・近畿大)
- 4位 前佑囲斗(投・津田学園)
- 5位 勝俣翔貴(内・国際武道大)
- 育成1位 佐藤一磨(投・横浜隼人)
- 育成2位 谷岡楓太(投・武田)
- 育成3位 中田惟斗(投・大阪桐蔭)
- 育成4位 平野大和(外・日章学園)
- 育成5位 鶴見凌也(捕・常磐大高)
- 育成6位 大下誠一郎(外・白鴎大)
- 育成7位 佐藤優悟(外・仙台大)
- 育成8位 松山真之(投・富山サンダーバーズ)
6位予想 ロッテ
パ・リーグを突き抜ける!リーグ1位で突破する!クライマックスシリーズを突破し日本シリーズも突破する!2020年チームスローガンは強い気持ちを込めた文言に決まりました!(広報) #chibalotte pic.twitter.com/EXilR0Ztii
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) 2019年12月31日
チーム総得点642 (パ・リーグ2位) |
チーム総失点611 (パ・リーグ4位) |
チーム打率.249 (パ・リーグ5位) |
チーム防御率3.90 (パ・リーグ4位) |
主力選手の成績
野手
- レアード
試139 打率.248 本32 点89 - 荻野 貴司
試125 打率.315 本10 点46 - 角中 勝也
試108 打率.258 本8 点48
先発
- 石川 歩
登27 防3.64 勝8 負5 - 種市 篤暉
登26 防3.24 勝8 負2 - 二木 康太
登22 防4.41 勝7 負10
救援
- 益田 直也
登60 防2.15 勝4 負5 S27 - 松永 昂大
登46 防2.60 勝2 負3 H27 - 東條 大樹
登58 防3.78 勝1 負0 H16
総得点642点はパリーグ2位で乏しいと言われた長打をレアード加入と同時に改称した印象があるロッテ。
しかしそれはホームランラグーンの影響も大きいです。
これは中距離砲に有利ですが鈴木選手も抜け中距離バッターが少なく感じます。
さらにレアード選手の失速も気になるところです。
投手陣は総失点611点のパリーグ4位と粘りましたが、先発の最多勝ち星が種市選手の8勝というのが気になります。
どの投手が勝っても問題ないですが、個人的には先発が勝ちで降板し、抑えるという勝ちパターンを確立しているチームが強いと思っているので6位にロッテとしました。
補強
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ドラフト
- 1位 佐々木朗希(投・大船渡)
- 2位 佐藤都志也(捕・東洋大)
- 3位 高部瑛斗(外・国士舘大)
- 4位 横山陸人(投・専修大松戸)
- 5位 福田光輝(内・法政大)
- 育成1位 本前郁也(投・北翔大)
- 育成2位 植田将太(捕・慶応大)
元プロ野球選手の予想は?
清水直行優勝予想
1位:ソフトバンク
2位:西武
3位:ロッテ
4位:楽天
5位:オリックス
6位:日本ハム
優勝はソフトバンクと予想!
どのチームが勝ってもおかしくないパリーグは毎試合楽しみですよね。
その中でもやはりソフトバンクと西武の安定感は抜けているかなという印象があります。
順位予想するにあたり昨シーズンからの上積みを大きく考えました。
ソフトバンクは柳田選手を始め中村選手など万全の状態でない選手が多く、順調に開幕を迎えればかなりの戦力UPと考えられます。
西武は先発陣の成長がカギを握るでしょう。
秋山選手は球界屈指の選手ですが抜けた穴はそこまで気にしなくても良いのかなと思います。
それでも2019年は秋山選手の復調と同時期に西武が勝てるようになったんですがね笑
その他のチームでは楽天の上積みが大きいと思います。
正直補強はトントンかと思いますが、2人のエースが万全に年間を通して活躍した時がどうなるか楽しみです。
今年はFAで楽天とロッテが大きく動いた印象がありますが、個人的には不作のFAだったような気がして、補強=優勝という結果にはすぐに結びつかないのでは?と考えています。
果たして皆さんの予想はどうだったでしょうか?
当たるにせよ、外れるにせよ今年も予想を楽しみながらペナントレースで盛り上がりましょ〜
セ・リーグの予想もしています。